2024年秋、鮭(シロザケ)は、北海道や太平洋側を含めて記録的な不漁となりました。鮭料理は新潟県でも昔から親しまれてきましたが、いま鮭漁の現場は目まぐるしく変化しています。長期企画「碧(あお)のシグナル」の第2シリーズは「旅する魚」。信濃川水系の鮭を通し、流域の自然や文化を見つめます。

旅する魚編

海外からも注目される「鮭の町」新潟県村上市 頭から尻尾まで…伝統の味に息づく心 大型企画[碧のシグナル]旅する魚編 食文化特集
豊かな鮭文化を生かし、「鮭の町」として全国や海外から注目される村上市。鮭を大切にする心は、鮭を保護し増殖する「種川の制」を生んだ江戸時代から育まれてきた。大型企画「碧のシグナル」の第2シリーズ「旅する魚」に合わせ、余すことなくさまざまな部位を使う村上の鮭料理を教えてもらうとともに、塩引き鮭を通して村上の文化を発信する地元の思いを紹介する。