「越山会」-。衆院中選挙区制時代の旧新潟3区で、公称会員10万人ともいわれた元首相田中角栄の後援会だ。住民は、田中の力で整っていくインフラに地域の伸展の願いを重ねた。政治が道しるべだった。四半世紀前までは地元の熱意を追い風に、田中以外にも多くの閣僚や有力議員が登場した。だが草の根の声を聞き、行動につなげる政治家も少なくなった。山間地は人口減にあえぎ、先行きはかすむ。旧3区の「越山会のムラ」で過去と現在を見つめる。(敬称略)

<1>栄華続かず負の遺産に-ハコモノ
[旧入広瀬村]頼れる国会議員も不在

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<2>集落、地域の維持に苦慮-高齢化
[旧入広瀬村]裏金問題もどこか遠く

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<3>国道化「陸の孤島」に光-トンネル
[旧山古志村]不便は今も見えぬ活路

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<4>村長の遺志を若手継承-震災
[旧山古志村]地域に寄り添う議員求め

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<5>生産低迷連なる廃工場-織物
[旧栃尾市]選挙区も端に薄れる光

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<6>進まぬ望みの砂浜開発-観光
[旧寺泊町]「別格」不在もどかしく

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新潟が生んだ戦後の閣僚19人
小選挙区制導入後に急減

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[インタビュー]新潟大大学院現代社会文化研究科教授・稲吉晃氏
地域の利益発掘が鍵に

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[インタビュー]早稲田大政治経済学術院教授・齋藤純一氏
過疎地の声を国に伝え

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田中角栄元首相死去28年 元秘書官・小長啓一氏
政策の基本に現場主義

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