北陸電力志賀原発北陸電力が運営する原発。1~2号機まである。1号機は1993年に営業運転を開始、設備容量は54万キロワット。2号機は135・8万キロワットで、2006年に営業運転開始。東京電力と同じ沸騰水型(BWR)で、2号機は改良型(ABWR)。(停止中、石川県志賀町)30キロ圏にあり、事故時に高齢者らが一時避難する21の放射線防護施設原発事故時、すぐに避難することが難しい高齢者や障害者などの「要配慮者」が、被ばくのリスクを下げるため一時的に屋内退避する施設。原発から30キロ圏の自治体にある病院や社会福祉施設、学校などが指定されている。のうち、能登半島地震で6施設に損傷や異常が起きたことが2月21日、自治体などへの取材で分かった。うち2施設は使えずに閉鎖し、...

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