
新潟県は3月6日、能登半島地震により県内の7港で岸壁や埠頭(ふとう)、道路などに亀裂や段差が生じ、被害額は推定で計約47億円に上ると明らかにした。最も被害が大きかった直江津港(上越市)の復旧完了は2024年度中を見込む。
6日の県議会2月定例会の常任委員会で県側が説明した。被災したのは直江津港のほか、新潟西港(新潟市)、柏崎港(柏崎市)と佐渡市の両津、小木、赤泊、二見の4港。県によると、直江津港と両津港が被害額の大部分を占める。
直江津港では県が佐渡汽船(佐渡市)の小木-直江津航路の29日再開に間に合うよう、フェリー岸壁で応急工事を進めている。常任委で県交通政策局の濵口信彦副局長は「本復旧は...
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