
輪島塗の職人を支援する展覧会「輪島塗職人たちの作品展」=13日、新潟市中央区
能登半島地震で大きな被害が出た石川県輪島市の伝統工芸「輪島塗」の職人を支援する展覧会「輪島塗職人たちの作品展」が3月13日、新潟市中央区の新潟伊勢丹で始まった。被災を免れた約600点を展示。出品作家は「地域の基盤産業の輪島塗を守り、まちを再建するために、ぜひ手に取ってもらいたい」と話している。
展覧会は輪島塗職人の有志の会「輪島の未来のために」が「作品を通じてお客さまとつながり、復興の一歩につなげたい」との思いで、新潟伊勢丹の協力を得て企画した。
輪島塗は国の重要無形文化財に指定され、漆を塗り上げるまでに20工程以上と、丁寧な手仕事を経て完成する。同会によると「地震と朝市周辺の大規模火災で、...
残り362文字(全文:662文字)