【2022/03/13】
新潟港(東、西港)の2020年の外国貿易コンテナ取扱量は、本州日本海側トップの17万2554個(20フィートコンテナ換算)。2位の伏木富山港が6万4790個だから、差は歴然だ=グラフ参照=。

だが、同じ明治時代の開港5港でみると、横浜(241万2172個)、神戸(204万464個)が桁違い。日本海側にある福岡・博多も83万2133個。比べるのもおこがましいほど水をあけられている。
新潟国際貿易ターミナル常務の阿部英樹は顔をしかめる。「集荷量が少ない。大きな落ち込みはないが、増える見込みもない。魅力的な航路がないと荷物は集まらない。かつてあったロシア航路も一定の荷を確保...
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