新潟市役所
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　新潟市は、能登半島地震で被災した建物の応急修理や修繕工事を請け負う中小・小規模事業者を対象に、必要な資金を短期で借り入れる「つなぎ融資」の利子相当額を補助する制度を新設する。補助額は最大５０万円。資金不足で工事の受注をためらう実態があるとして、業者への支援を通じて被災者の生活再建を促す狙いだ。

　新潟市によると、被災住宅の修理や建て替えなどに当たる事業者が、工事に必要な資金を借りた場合に支援する。償還期間１年以内の短期資金を対象とし、４月にも受け付けを始める予定。複数回の申請が可能で、制度開始前の借り入れでも補助を受けられる。

　建築業者から「工事の問い合わせが２０、３０件あるが、支払いを受けるまでの間に資金ショートする」などと支援を求める声があったことから、制度を創設した。