
使用済み核燃料の中間貯蔵施設=2020年5月、青森県むつ市
青森県むつ市の使用済み核燃料原発で一度使用した燃料。原発の燃料は原料であるウラン鉱石を加工し、焼き固めた「ペレット」と呼ばれるものの集合体で、使用後も見た目や形は使用前と変わらない。使用済み核燃料の中にはウランやプルトニウムなどのまだ燃料として使える資源が95~97%残っているとされる。の中間貯蔵施設原発で使い終わった核燃料を再び使用できるように再処理するまでの間、一時保管する施設。青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場の稼働が遅れる中、原発内の使用済み燃料プールの貯蔵容量にも限界があり、電力各社は対応を迫られている。青森県むつ市に施設を持つ「リサイクル燃料貯蔵」(RFS)は、東京電力と日本原子力発電が出資している。を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)は3月27日、東京電力柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。(新潟県)の使用済み核燃料を7〜9月に搬入し、中間貯蔵の事業を開始する計画を青森県やむつ市に報告した。...
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