
東京電力柏崎刈羽原発
新潟県は3月28日までに、東京電力柏崎刈羽原発周辺に設置している放射線監視装置(モニタリングポスト)のうち1カ所で、能登半島地震後に一時測定できなくなっていたと明らかにした。自家用発電設備に不具合があったことが原因だった。
モニタリングポストは放射線量を常時測定しており、得られたデータは原発事故時の避難の判断材料に使われる。原発から半径30キロ圏内の154カ所に設置されている。
トラブルがあったのは、原発近隣の柏崎市荒浜地区にある設備。新潟県によると、1月1日の地震発生直後の停電で自家用発電機が起動したが、電気が供給されなかった。予備のバッテリーでしばらく動いていたが、バッテリーが切れた1日...
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