
東北電力女川原発を視察する自民党県議団のメンバーら=5月21日、宮城県女川町
自民党新潟県議団は5月21日、2024年9月の再稼働を予定する東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)を視察した。女川原発は、事故を起こした東京電力福島第1原発や東電柏崎刈羽原発と同じ「沸騰水型」。県議団は柏崎刈羽原発の再稼働議論に生かすため、福島事故を受けて強化された安全対策の状況などを確認した。
女川原発2号機は当初、2024年2月にも再稼働する予定だったが、安全対策工事の遅れで延期を繰り返した。予定通り9月に再稼働すれば、福島事故後では全国で初めて沸騰水型が運転することになる。
視察は県議団のエネルギー部会(部会長・皆川雄二県議)が企画し、20人が参加。福島事故後に海抜29メートルにか...
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