
2023年の新潟県産日本酒の輸出量が3024キロリットルとなり、過去最高だった22年の3099キロリットルに次いで過去2番目に多かったことが6月12日、分かった。比較的良好な日韓関係を背景に韓国向けが伸びたほか、インバウンド(訪日客)需要で空港や免税店向けが過去最高となった。
新潟県酒造組合のまとめによると、国・地域別の輸出量は米国が1187キロリットルで首位。好調だった22年の反動で前年比14・7%減となったが、5年連続でトップを維持した。2位の韓国は15・1%増の1019キロリットルで、手頃な商品に加え高級酒も伸びて過去最高を更新した。
3位は台湾で7・9%増の102キロリットル、4位は...
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