
公道の復旧工事に向け、住民立ち会いの下で行われた新潟市による説明=6月29日、新潟市西区寺尾東2
能登半島地震で被災した公道の復旧工事を前に、新潟市は6月29日、沿線の住民立ち会いの下、復旧後の道路の高さについて説明を始めた。住宅の再建に関わってくるため、現場立ち会いで合意を得てから詳細な設計を行い、2024年秋から工事に着手する予定。
市によると、被害があった公道は液状化被害が多発した西区を中心に計約35キロ。復旧工事では側溝の入れ替えや舗装のやり直しのほか、直した道路と宅地に段差が生じた場合は解消する工事も行う。市は2年以内の完了を目指している。
西区寺尾東2で行われた現場立ち会いでは、市職員らが沿線の住宅を1軒ずつ訪ね、図面を示しながら復旧後の道路の高さについて説明。住民は自宅の修...
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