
就任会見で抱負を述べる北陸地方整備局の高松諭局長=7月8日、新潟市中央区
国土交通省北陸地方整備局(新潟市中央区)の高松諭局長(55)が7月8日、北陸地方整備局で就任会見を行った。1月に発生した能登半島地震の復旧・復興について「関係する皆さんと連携して取り組んでいくことが、私の大きな使命の一つだ」と語った。
能登半島地震では新潟県でも新潟市西区を中心に住宅の液状化被害が相次いだ。高松局長は「どこに課題があるのか見させてもらい、きめ細かく対応していきたい」と話した。大規模災害に備えて道路の復旧手順などを定めた「道路啓開計画」については「早期の策定に向け、全力を挙げて進めていかなければいけない課題だ」と強調した。
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