刈羽産の大豆を使ったお菓子「福寿豆」=刈羽村赤田北方
刈羽産の大豆を使ったお菓子「福寿豆」=刈羽村赤田北方

 新潟県刈羽村赤田北方の農業生産法人「孫作」は、刈羽産の大豆を使用した豆菓子「福寿豆」を販売している。昔ながらの素朴な味わいで、地元のお年寄りを中心に愛され続けている。

 刈羽村では大豆の生産が盛んだ。2024年は村内の農業者で構成する転作作業受託組合「TAC KARIWA」が35ヘクタールで栽培し、孫作ではこのうちの5ヘクタールを担う。

 福寿豆は、孫作の水品照幸会長(70)が10年ほど前に、「自分たちで育てている大豆で何か作りたい」と考え、商品化に至った。小千谷市の豆菓子製造・販売「竹島屋製菓」に加工を委託している。

 福寿豆は大豆のほかに、あられ、落花生が入っている。砂糖をまぶし、シンプルな味...

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