開店前の飲食店で、料理長から下ごしらえを学ぶミャンマー人男性=燕市吉田下中野
開店前の飲食店で、料理長から下ごしらえを学ぶミャンマー人男性=燕市吉田下中野

 ミャンマー人技能実習生受け入れのための施設「The 研修ハウス With ヤンゴン」(新潟県燕市吉田西太田)は、飲食業のよね蔵(くら)グループ(燕市)の協力を得て、外食産業で働く人材の育成に向けた研修を始めた。

 研修ハウスは5月、旋盤加工のイワセ(燕市)が開設した。これまでに15人ほどが巣立ち、新潟県内外で製造業や介護職などに就いている。

 特定技能「外食」の資格を持つ実習生は、勤務に当たり厨房(ちゅうぼう)で研修の必要はないが、イワセの瀬戸光一社長(60)が「知らない土地で、いきなり慣れない仕事は難しい」と、日本の外食産業に触れる機会を求め、よね蔵グループに依頼した。

 今回、名古屋市の飲食店...

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