
従業員の服装選択を自由にしたコロナのオフィス=三条市
    性別や年齢、国籍にとらわれないダイバーシティー(多様性)の観点から、新潟県内の企業で従業員の服装や髪形の自由化に取り組む動きが出ている。住設・暖房製造のコロナ(三条市)は勤務中の制服着用を見直し、食品スーパー県内最大手のアクシアルリテイリング(長岡市)は身だしなみの基準を緩和した。人手不足も課題となる中、服装などの自由化で働きがいのある職場づくりにつなげる。
コロナは10月に服装選択の自由化を始めた。これまでは、男性や、開発や製造現場で働く女性は作業服を、事務職の女性は事務服を制服として支給していた。「同一の服を着ることで、製造業としての一体感が出ていた」とする。
ただ、男女別の制服は画一的...
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