新潟市は1月17日、能登半島地震後に西区寺尾上2、寺尾の計7軒に出していた避難指示を解除した。地盤を調査、分析した結果、土砂災害につながるような変化がなく、地盤が安定していることを確認できたためとしている。

 西区総務課によると、この地域では地震後、地盤に割れなどが生じ、余震や降雨で土砂災害が起こる恐れがあった。このため市は昨年1月3日、避難指示を出し、住民は別の場所に避難していた。

 能登半島地震後、新潟市で避難指示が出ているのは1月17日現在、西区大野の12軒となった。