
新潟県平和運動センターの登坂崇規議長らは2月14日、県庁を訪れ、花角英世知事に2025年度の政策要望を行った。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例制定へ尽力することなどを求めた。
要望は原発に加え教育や医療など計11項目。登坂議長は、県民投票条例の制定を知事に直接請求するための署名が15万128筆集まったとし、「県民投票を(再稼働の判断に向け)決定的なものにするか参考にするか、扱いは任せたいが、県民が意見を表明できる機会として条例制定をお願いしたい」と訴えた。ほかに新潟水俣病については、公式確認から60年の節目で行われる5月の式典に、環境相の出席を強く求めることなどを要請した...
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