
湿地のPR策などについて語り合った潟シンポジウムのパネルディスカッション=新潟市中央区一番堀通町
水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の「湿地自治体認証制度」に認証されている新潟市で、湿地の魅力などについて考える「潟(かた)シンポジウム2025」が開かれた。市内にある湿地と人との共生などについて、専門家らが語り合った。
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シンポジウムは、国連が定める2月2日の「世界湿地の日」関連イベントとして、2月上旬に県民会館(中央区)で開かれ、約150人が耳を傾けた。市と市里潟研究ネットワーク会議が主催した。
基調講演では、福島潟(北区)を研究する早稲田大理工学術院の佐々木葉教授が、福島潟の保全活動などに取り組む人々に触れ「新潟という都市近郊にある湿地でさまざまな市民活動が行わ...
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