エアマングループの入社式であいさつする佐藤豪一社長=4月1日、燕市
エアマングループの入社式であいさつする佐藤豪一社長=4月1日、燕市

 県内の各企業で1日、入社式が行われた。新潟県をはじめとする地方企業の多くが人口減少や物価高騰に直面する中、各経営者は販路開拓や新市場への挑戦によって難局に立ち向かおうと呼びかけた。

 グローバル企業としての認知拡大を狙い、同日社名を北越工業から変更した建機製造の「AIRMAN(エアマン)」(燕市)には、グループで計35人が入社。佐藤豪一社長は「皆さんの成長とともに、新生エアマンの歴史が刻まれていく」と呼びかけた。

 全国的に賃上げが広がる中、同社は1万2千円のベースアップと定期・昇格昇給6千円を決めたほか、初任給もベアと同程度上げる見込み。優秀な人材確保に注力する。

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