
柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案と修正案を否決した県議会臨時会の本会議=18日、県議会
新潟県議会は18日、臨時会本会議を開き、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案を採決し、自民党などの反対多数で否決した。非自民系の2会派が提出した修正案も否決。県民投票は実施しないことが決まった。再稼働の是非を巡り、花角英世知事が県民の意見をどのように探り、どう判断するのかが今後の焦点となる。
18日の採決は議長を除く計52人で行われ、条例案、修正案ともに反対36人、賛成16人で否決した。内訳はいずれも反対が自民31人、真政にいがた3人、公明党2人。賛成は未来にいがた9人、リベラル新潟6人、無所属1人。
本会議では、...
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