
開発に携わった大学生が参加したコメのスープ「のめし」の試食販売=長岡市喜多町
長岡市飯塚の岩塚製菓は、長岡造形大学と長岡大学の学生とコラボしたコメのスープ「のめし」を発売した。同社がスープを製造するのは初めて。コメを独自の製法で粉末にし、湯を注ぐととろみが生まれるのが特徴。「オニオンコンソメ味」など3種類をそろえ、若者を主なターゲットに据える。
商品名の「のめし」は、新潟の方言で怠け者を指す「のめしこき」や「飲むめし」から名付けた。忙しい日々を過ごす人に、スープを飲みながらゆっくり過ごしてほしい、との願いを込めている。
客層がシニア中心の岩塚製菓は若年層の取り込みを図ろうと、2023年秋に新商品の開発に着手。長岡大と長岡造形大の学生に聞き取りし、若者目線の意見を取り入...
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