
田植えを体験する亀田製菓の新入社員=阿賀野市
亀田製菓(新潟市江南区)の新入社員18人が、研修の一環として阿賀野市で田植えを行った。同社は2月に稲作農家と合同会社を設立して農業に参入。初めて田植えを行った。新入社員は昔ながらの手植えを体験し、農作業の大変さを実感した。
米菓メーカーの同社は、持続可能な稲作に貢献しようと、同市の5人と合同会社「ナイスライスファーム」を設立した。初年のことしは40ヘクタール余りで主食用米をメインに栽培し、一部亀田製菓が使う加工用米も作付けした。全量をJA新潟かがやきに出荷し、亀田製菓は同JAを通じて購入する。
新入社員は10日、同JAあがのアグリセンターで、斎藤政幸センター長から稲作の栽培過程などの講義を受...
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