
第四北越フィナンシャルグループと群馬銀行が設置した統合準備委員会の初会合=17日、湯沢町
2027年4月の経営統合を目指し基本合意している第四北越フィナンシャルグループ新潟県に地盤を持つ地方銀行の第四銀行と北越銀行が経営統合して2018年に設立された持ち株会社。傘下2行は21年に合併して第四北越銀行となった。24年3月末時点の連結総資産額は11兆1378億円。25年3月末時点で第四北越銀の店舗は新潟県内189店、同県外14店の計203店。海外にも中国・上海に駐在員事務所を置く。連結従業員数は3504人。(FG、新潟市中央区)と群馬銀行1932年に設立された群馬県を地盤とする地方銀行。2024年3月末時点の連結総資産額は10兆8182億円。25年3月末時点で国内店舗は群馬県内111店と同県外49店の計160店。海外も米ニューヨークに店舗があり、中国・上海やタイ・バンコクなど3カ所に駐在員事務所がある。連結従業員数は2927人。(前橋市)は17日、湯沢町のホテルで統合準備委員会の初会合を開いた。共同委員長を務める第四北越FGの殖栗(うえぐり)道郎社長と群馬銀の深井彰彦頭取ら両社の役員と事務局の計12人が出席。統合によるシナジー(相乗効果)発揮を重視して協議を進めることを確認した。
初会合に先立ち両社トップが取材に応じ、...
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