酒類総合研究所(広島県)は21日、2024酒造年度(24年7月〜25年6月)に製造された日本酒の出来栄えを審査する全国新酒鑑評会の結果を発表した。県内からは全国最多の30点が入賞し、そのうち特に優れていると評価された金賞酒は15点で全国3番目だった。

 鑑評会は酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が主催。日本酒の品質や製造技術の向上を目的に1911年に始まり、113回目。酒類総合研究所によると、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会。今回は809点が出品され、410点が入賞した。金賞酒は202点で、都道府県別では福島県と兵庫県の16点が最も多かった。

 前年に比べ新潟県の金賞酒は6点、入賞は6点それ...

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