
試食用に切り分けられた県産の大玉スイカ=6月5日、新潟市中央卸売市場
夏の味覚、県産大玉スイカの出荷が本格化している。5日、JA新潟かがやき(新潟市西蒲区)の関係者と生産者が、新潟市中央卸売市場(同市江南区)で仲卸業者にPRした。春先の日照不足などで生育が遅れたが、じっくりと登熟が進んだことで、甘みとシャリ感たっぷりに仕上がっているという。
この日は、同JA管内のビニールハウスで栽培された約2500個が出荷された。試食会では真っ赤な果肉の大玉スイカが振る舞われ、仲卸業者は「甘い」「うまい」と声を上げていた。
同JAすいか部会の伊丹浩大部会長は「不安定な天候の中、高品質のスイカができた。最後の1玉まで消費者に届けていただきたい」と業者に呼びかけた。7月以降、露地...
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