
桃の選別作業。基準をクリアした最高ランクの桃は「糖鮮確実」として出荷される=7月16日、加茂市前須田
県央地域で桃の出荷が本格化している。加茂市の選果場には16日も生産者が桃を運び込み、選別作業が進んだ。JAえちご中越では、糖度の高さなど基準をクリアした桃をオリジナルブランド「糖鮮(とうせん)確実」と銘打ち、市場に送り出している。参院選の投開票が20日に迫る中、ユニークな名称が注目を集めそうだ。
JAえちご中越によると、三条市、加茂市、田上町の農家でつくる天果糖逸(てんかとういつ)出荷販売協議会もも部会では会員約240人が約40ヘクタールで桃を栽培する。少雨の影響で出荷中のわせ品種は小ぶりの実が多いが「甘さは抜群」という。
加茂市のJAえちご中越須田選果場では作業員の目視と、機械による糖度、...
残り174文字(全文:474文字)