
「アグリノート」の現状や今後の戦略を語るウォーターセルの渡辺拓也社長=新潟市中央区
農業支援のITベンチャー「ウォーターセル」(新潟市中央区)が手がける営農支援アプリ「アグリノート」は、県内外の生産者に広く知られているツールだ。発売は2012年、利用数は今年8月、全国で3万を突破。同様のアプリで淘汰(とうた)が進む中、改良を続け月間の新規登録は過去最高のペースで伸びている。(8回続きの7)
アグリノートは作業や生育、収穫、出荷と現場のあらゆる場面でデータを記録できる。データを活用して作業や業務の効率化を図れるほか、田んぼ1枚ごとの収支計算もできる。...
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