
麦の活用について考えた勉強会=新潟市秋葉区下新の新関コミュニティセンター
県内で生産される麦の活用を考える勉強会が、新潟市秋葉区の新関コミュニティセンターで開かれた。コメ不足や価格高騰の中で麦の消費拡大を図ろうと、秋葉区内の麦の生産状況や普及に向けた取り組みなどを学んだ。
生産者や製粉会社などでつくる新潟小麦の会が主催。8月に開かれ、約40人が参加した。
秋葉区産業振興課の職員が、2005年ごろから水田面積拡大のほ場整備事業の際、コメを栽培できない代替として麦の生産が進められてきたことを説明。14年ごろからは、区民の健康問題改善に役立てようと食物繊維が豊富なもち麦をはじめ、国産の需要が高い小麦や大麦の生産を推進してきた経緯などを解説した。
区内の小学校で、総合学習...
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