
瓢湖に飛来したコハクチョウ=7日、阿賀野市水原
阿賀野市の瓢湖や新潟市北区の福島潟など県内の水辺で7日、「冬の使者」の初飛来が確認された。瓢湖などではコハクチョウ、福島潟周辺でも国天然記念物のオオヒシクイなどの姿が見られた。初飛来は例年並みかやや遅いものの、数が多いのが特徴。冬の足音は確実に近づいている。
瓢湖では、市民でつくる「瓢湖の白鳥を守る会」の樋口正英さん(75)が午前5時過ぎ、コハクチョウ53羽を確認した。樋口さんによると、飛来は昨年より1日遅い。樋口さんは「こんなに多く来るとは思わなかった」と驚きつつ、再会を喜んだ。飛来のピークは11月で、5千羽を超えるハクチョウが羽を休める。
新潟市西区の佐潟でも午前8時半ごろにコハクチョウ14羽が確認された。
また、福島潟周辺では、ビュー福島潟自然指導員(レンジャー)の成海信之さん(61)が午前6時過ぎ、近くの田んぼにオオヒシクイ16羽とコハクチョウの姿を確認した。成海さんによると、...
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