会談に臨む自民党の高市早苗総裁(右)と日本維新の会の吉村洋文代表(中央)、藤田文武共同代表=10月15日、国会
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NTTデータの「なずきのおと」で調査
NTTデータの「なずきのおと」で調査。頻出ワードは1日当たり約1万件を抽出して解析
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会談に臨む(左から)国民民主の玉木雄一郎代表、立民の野田佳彦代表、維新の藤田文武共同代表=10月15日、国会

 首相指名選挙を巡り異例に次ぐ異例の展開となっている政界。自民党総裁選で高市早苗新総裁が選出された10月4日からビッグニュースが続き、もはや「女性初の自民党総裁」誕生が遠い昔のようにも感じられる。

 目まぐるしい政局のポイントとなった出来事は次の三つだろう。➀公明党が自民に連立離脱を伝達、➁野党間の「玉木首相」を巡る駆け引き活発化、そして➂日本維新の会と自民の連立協議入りだ。こうした激動が2週間足らずで連発したのだから、政治の世界が「一寸先は闇」と言われるのもうなずける。

 国民や有権者に目を移すと、交流サイト(SNS)で活発な議論が見て取れた。物価高で国民生活が圧迫される中で繰り広げられた永田町...

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