
ビームスのバイヤーらが伝統産業を生かした商品開発などについて解説した講演会=新潟市中央区
伝統産業と変革をテーマとした、大手セレクトショップ「ビームス」(東京)のバイヤーらによる講演会が新潟市中央区で開かれた。価格競争を避ける販売のポイントや、魅力発信の手法について解説した。
県信用保証協会、新潟市産業振興財団の共催で8日に開催し、経営者やデザイナーら約40人が参加した。日本の伝統産業に詳しいビームスのバイヤー、近藤洋司氏と、法人向け展開を行うグループ会社所属の楠瀬三邦氏が登壇した。
近藤氏は、価格競争に巻き込まれないために、顧客を引きつける店員の育成が重要だとし「この店で購入したいと思ってもらえれば、(購入体験自体が価値となり)高価格でも商品を販売できる」と強調した。
自治体と...
残り192文字(全文:492文字)