柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡り、花角英世知事が自らの判断を示した上で、県議会12月定例会で県民の意思を確認する可能性が高まっている。知事は11月下旬にも再稼働の是非について自らの判断を示す見通しだ。県民意思の確認方法は、再稼働に関する関連予算案を12月定例会に提出し議決を得ることや、議会側が知事の判断を信任する付帯決議を提出することなどが想定されている。

 花角知事は公聴会や30市町村長との懇談会、県民意識調査などを通じ県民の多様な意見を把握し、県民の意思を見極めると説明。その上でリーダーとして判断し、その結論について県民の意思を確認するとしてきたが、意思確認の方法は明らかにしていない。

 県は...

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