しょうゆ「郷土の実り」の特別商品
しょうゆ「郷土の実り」の特別商品

 長岡市十日町の新潟県醤油協業組合は、県産小麦と大豆を使ったしょうゆ「郷土の実り」の特別商品を、インターネット限定で10日に発売する。木おけで仕込んでおり、従来品に比べて香りや味の深みが際立っている。

 郷土の実りは、四季の温度変化を生かして1年間かけて発酵と熟成を行っており、組合の看板商品となっている。今年は猛暑だったことから発酵と熟成が一段と進み、濃厚でうまみの強い製品に仕上がった。イカやタイなどさっぱりした味の魚介類と合うという。

 特別商品はラベルを黒地にして高級感を出し、容器も瓶にした。組合の商品開発室長、星睦水(むつみ)さん(39)は「木おけでの仕込みは四季の温度変化が大きく影響する。...

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