
新潟日報社のインタビューに応じた経済産業省資源エネルギー庁の村瀬佳史長官
経済産業省資源エネルギー庁の村瀬佳史長官が17日、新潟日報社の単独インタビューに応じた。県が実施した東京電力柏崎刈羽原発の再稼働是非に関する県民意識調査で「再稼働の条件は現状で整っていない」と考える人が約6割に上ったことについて「個々の数字の評価は控える」と述べ見解は示さなかった。一方で、「防災対策や安全対策の認知度が高くなれば理解が深まることが表れていた」とも語り「丁寧な説明を積み重ねることが大事だ」とした。(報道部・遠藤寛幸、東京支社・斎藤了一)
村瀬長官は意識調査の結果について「真摯(しんし)に受け止める」とした上で「安全規制や避難については複雑で高度な内容も含む。安全神話に陥らないよ...
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