遠藤典子・早稲田大研究院教授が講演した=21日、新潟市中央区
遠藤典子・早稲田大研究院教授が講演した=21日、新潟市中央区

 国の電源構成やその課題について考えるエネルギー講演会が21日、新潟市中央区で開かれた。国の総合資源エネルギー調査会の委員などを務めた遠藤典子・早稲田大研究院教授が、電力の安定供給や安全保障の観点から望ましい電源構成などについて解説した。

 東北エネルギー懇談会(仙台市)の主催で、企業経営者ら160人が参加した。

 遠藤教授は2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画を解説。データセンターや半導体工場などの電力需要の増加を挙げ「発電効率が良く、安価な原子力が見直されるべきと示している」と述べた。...