県産コシヒカリが保管されている「せいだ」の倉庫=14日、阿賀野市
県産コシヒカリが保管されている「せいだ」の倉庫=14日、阿賀野市

 コメの需給改善の一歩になれば-。2026年産米の備蓄米買い入れ入札が2年ぶりに再開した14日、在庫の過剰感が市場に漂う中で、今秋の新米の行き先が一部決まることに、需給の安定を期待する県内農業関係者からは歓迎の声が上がった。一方で落札価格は農家からの新米買い取り価格の目安になるとの見方もあり、注目が集まる。

 「このままでは今年の主食用米の生産は過剰になる。需要に見合った生産を進める上で備蓄は外せない」。400余りの生産者からコメを集荷する「せいだ」(新発田市)の清田雅人社長(65)は今回の入札参加にかける思いを語る。

 農林水産省は、需給の逼迫(ひっぱく)が価格急騰を招いた「令和の米騒動」を受け...

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