今年のゴールデンウイークは、平日を挟みつつ最終日を迎えた。期間後半の県内はおおむね天候に恵まれた。有意義な時間を過ごせただろうか。明日から通常のウイークデーが始まる。しばらくは祝日がない。気分を奮い立たせて日々に向き合いたい

▼締めくくりのきょうは「母の日」だ。学校が休みの子どもたちや帰省した親族らを世話し、連休中はヘトヘトになった人もいることだろう。家族はねぎらいや感謝の気持ちを、うまく伝えられたらいい

▼電機メーカーのパナソニックが「母の日に本当に欲しいもの」を30代から50代の母親に尋ねた調査がある。モノや食べ物よりも「ひとりの時間」が圧倒的に多かった。そんな思いを家族として酌み取れているか、胸に手を当てて考えてみる

▼母の日に取り組みたいこととして、ある呼びかけをSNSで見かけた。母の日に合わせて、全国展開する大手企業への支出を控えませんかと、女性とおぼしき個人ユーザーが賛同者を募っていた

▼現政権が「戦争ができる国」へと向かう怒りが根底にある。政治献金で自民党を支える経団連の加盟企業から一日買い物をせず、影響を目に見える形にして意思表示したいという。企業への敵対行為ではないので、買い物は別の日に済ませてほしいと訴えていた

▼行動が広がりを見せるかは分からない。ただ「子どもたちを絶対に戦争に行かせない」とする母親らが、デモは無理でもこれなら参加できそうと協力の意向を示している。こんな母の日もある。