
G7のロゴ=フランス・エビアン(ロイター=共同)
フランスで開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)は危機克服に向けた共通の立場を打ち出し、一定の結束を示した。自国第一のトランプ米政権下、米欧間の隔たりは大きいが、世界の安定には協調が欠かせない。原点に立ち返り、「G7の精神」を思い起こす機会としたい。
サミットが産声を上げたのは、半世紀余り前の1975年にさかのぼる。翌年から参加するカナダを除き、当時の三木武夫首相ら日米欧6カ国の指導者がパリ郊外のランブイエに集結した。
73年の第1次石油危機後、先進国が協調して取り組む必要性が高まっていた。イラン戦争でホルムズ海峡が事実上閉鎖され、石油価格の上昇で世界経済を揺るがす現在とも通じる。
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