
祈念碑に献花し、空襲の犠牲者を悼む参列者=8月10日、新潟市中央区
太平洋戦争末期の1945年8月10日に新潟市内で空襲の犠牲となった市民らを追悼する献花式が8月10日、新潟市中央区の水戸教公園で行われた。地元住民ら90人が犠牲者を悼み、平和を願った。
新潟市によると、米戦闘機16機が新潟市に飛来し、新潟港の船舶や周辺の民家などを攻撃し、少なくとも47人が亡くなった。市は98年8月10日、新潟港を望む水戸教公園に平和祈念碑を設置した。
式では中原八一市長が「このような戦争は二度と繰り返してはならない。これからも後世に歴史を伝え、平和を守るため努力を続けたい」とあいさつ。地元住民らとともに祈念碑に献花した。
式には、6日に広島市で行われた広島平和記念式典に出席...
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