
路面の隆起や陥没で通行止めになっている臨港道路=1月5日、佐渡市両津湊
新潟県佐渡市では能登半島地震の影響で、両津港周辺の道路などで液状化現象が起き、両津湊の通称「臨港道路」の約400メートルが通行止めとなっている。
両津港を管理する新潟県佐渡地域振興局港湾課によると、臨港道路は液状化現象により土砂が吹き上がる「噴砂」が発生し、歩道や車道で隆起や陥没が見られる。
今後、道路下の空洞の有無を確認した上で舗装工事に入るため、復旧には時間がかかる見通し。
このほか、両津港南埠頭の荷さばき場の岸壁付近でも段差が生じており、小木港や赤泊港でも同様の段差被害が確認された。道の駅「あいぽーと佐渡」(両津夷)近くの駐車場では、液状化現象が見られた。
港を管理する県佐渡地域振興局...
残り193文字(全文:493文字)