能登半島地震による新潟県内の住宅被害は、県のまとめによると、2月1日時点で1万3654棟となり、前日に比べて568棟増えた。県内全体で全壊91棟、半壊1971棟、一部破損が1万1578棟となった。

 被害の大きい新潟市では計9339棟の被害が確認され、全壊は86棟、半壊は1906棟に上っている。市に寄せられた罹災(りさい)証明書の申請件数は1万1495件。調査を終えたのは1万1272件となった。

 新潟市内の罹災証明書の申請件数は前日より131件増えた。地震の発生から1カ月がたっても被害を訴える人が増え続けている。

 また、新潟市は1日、被災した私道の復旧費を支援する独自制度の申請受け付けを始めた。