能登半島地震による新潟県内の住宅被害は、県のまとめによると、3月4日時点で1万9639棟に上った。県内全体で全壊102棟、半壊2724棟、一部破損1万6799棟となった。県が借り上げて提供する賃貸型応急住宅(みなし仮設)に新潟、上越の両市で計80世帯230人の入居が決定した。

 新潟市では1万4370棟の被害が確認され、全壊93棟、半壊2628棟、一部破損1万1649棟。市に寄せられた罹災(りさい)証明書の申請件数(重複などを除く)は1万4346件で、このうち交付したのは9963件。被害認定調査が終了したのは1万6527件。