
柏崎刈羽原発
東京電力が新潟県の柏崎刈羽原発7号機に核燃料を入れる燃料装填(そうてん)を4月15日にも始めると明らかにしたことを受け、市民団体「さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト」は2日、柏崎刈羽原発の技能訓練施設を訪れ、燃料装填を行わないよう求める文書を東電に提出した。東電側は燃料装填について「プラントの健全性確認の一環」とし、理解を求めた。
文書では、自然災害と原発事故が重なる複合災害時の避難対策や、住民説明を行わないまま燃料装填を始めることは「住民を無視する許しがたい行為だ」と主張。柏崎刈羽原発周辺の断層の再評価や、複合災害時の住民避難の実効性が確保されない限り、燃料装填を行わないことを求めた。
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