
北陸電力志賀原発周辺の避難計画などを協議する作業部会。30キロ圏内の14地区で150人超が最長16日間孤立していたことが明らかにされた=4月12日午後、石川県庁
内閣府は4月12日、北陸電力志賀原発北陸電力が運営する原発。1~2号機まである。1号機は1993年に営業運転を開始、設備容量は54万キロワット。2号機は135・8万キロワットで、2006年に営業運転開始。東京電力と同じ沸騰水型炉(BWR)で、2号機は改良型(ABWR)。(石川県志賀町)周辺の避難計画都道府県と市町村は、防災基本計画及び原子力災害対策指針に基づく地域防災計画を作成することが求められる。また、原子力災害対策指針に基づき、原子力災害対策重点区域を設定する都道府県と市町村は、地域防災計画の中で対象となる原発などの施設を明確にした原子力災害対策編を定めることになっている。新潟県の広域避難計画は、地域防災計画に基づき策定されている。などを協議する作業部会を石川県庁で開き、能登半島地震の後、30キロ圏内の14地区で150人超が最長16日間孤立していたことを明らかにした。原発が緊急事態...
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