スマート農業の先進事例を学んだJAみなみ魚沼の米品質向上研修会=南魚沼市美佐島
スマート農業の先進事例を学んだJAみなみ魚沼の米品質向上研修会=南魚沼市美佐島

 2024年産米の品質向上を目指す研修会が、新潟県南魚沼市美佐島のJAみなみ魚沼本店で開かれた。生産者ら約80人がスマート農業による高品質、高収量に取り組む先進事例を学んだ。

 高温や渇水などの影響でJAみなみ魚沼の2023年産コシヒカリの1等米比率が8・1%と著しく低下したことを受け、研修会が企画された。スマート農業を実践する農業生産法人ヤマザキライス(埼玉県)の山﨑能央(よしお)社長(49)が4月7日に講演した。

 ヤマザキライスは、従業員5人で約100ヘクタールの稲作を経営する。衛星画像を人工知能(AI)で解析する栽培管理支援システム「ザルビオフィールドマネージャー」を3年前に導入し、生育や...

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