
新潟市役所
能登半島地震後に新潟市内で亡くなった市民1人について、災害関連死に当たるかどうか判断するため、新潟市が審査委員会の設置を準備していることが5月2日、分かった。遺族の相談を受けて市が設置を決めた。時期は未定。認定されれば、新潟県内で能登半島地震に伴う初めての死者となる。
災害関連死は、被災後の心身の負担がもとで亡くなり、災害が原因と認められたものを指す。
新潟市によると、能登半島地震後に市内で1人が亡くなったと、発生約1カ月後に遺族から相談があった。3月までに医療機関の診断書も提出された。市は審査委を設けることを決め、医師や弁護士ら委員の人選などを進めている。
認定されると、遺族に最大500万...
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