
対策本部の廃止などを決めた新潟市の災害対策本部会議=5月21日、新潟市中央区の新潟市役所
新潟市は5月21日、能登半島地震の災害対策本部会議を開き、応急対応が一段落したとして対策本部を5月末で廃止することを決めた。今後は4月に発足した復旧・復興推進本部を中心に、被災者を支援していく。
対策本部会議は、2月以来8回目。罹災(りさい)証明書の交付が進むなど応急対応が一段落したことから、5月末で対策本部の業務を終了することを決めた。
このほか、梅雨を前に、下水道施設の被害状況を整理した。被害の大きかった西区では、土のうを配布しているほか、住民の連絡に応じて小型ポンプによる道路の排水を行うことを、市民に周知していくことを確認した。
また21日には、今後の災害に備えようと市が新たに発足させ...
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