
宮城県の東北電力女川原発2号機
東北電力は5月27日、再稼働東京電力福島第1原発事故を踏まえ、国は原発の新規制基準をつくり、原子力規制委員会が原発の重大事故対策などを審査する。基準に適合していれば合格証に当たる審査書を決定し、再稼働の条件が整う。法律上の根拠はないが、地元の自治体の同意も再稼働に必要とされる。新潟県、柏崎市、刈羽村は県と立地2市村が「同意」する地元の範囲だとしている。規制委に審査を申請した原発のうち、2024年4月19日時点で12基が再稼働している。関西電力、九州電力が11基、四国電力が1基。に向け作業を進めてきた女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の安全対策工事が完了したと発表した。9月ごろの再稼働を想定している。再稼働すれば、2011年の東日本大震災で被災した原発...
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