柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 新潟県柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。を設置する東京電力に新潟県が課税している核燃料税原発の立地に伴い、防災対策の充実など実施しなければならない施策に充てるため、都道府県が電力会社から徴収する法定外普通税。について、花角英世知事は6月19日の定例記者会見で、原発が稼働していなくても徴収できる「出力割」の課税割合を増やし、核燃料の取得価額に課す「価額割」と合わせ、現行の17%相当から18%相当に引き上げる方針を明らかにした。税率は全国最高水準となる。

 核燃料税の税率は5年ごとに更新しており、11月に現行税率の適用期限が終わることに伴い、県と東電が協議していた。

 価額割は...

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